四季がもたらす身心のリズム『夏』

四季がもたらす身心のリズム『夏』

四季がもたらす身心のリズム『夏』

 鳥取、倉吉のお料理教室『あきさんちのごはんとおやつ』です。

薬膳の視点からみた、季節ごとの身体に与えるリズムと、季節ごとの恵みのお話です。
今回は、「夏の体」についてです。

夏は、『心』の働きが活発になる季節です。レジャーもしたくなりますしね(笑)
ただ、盛り上がるのも程よくしとかないと行き過ぎて心身ともに弱ってしまいます。
また梅雨や暑さで冷たいものを摂りすぎてしまう季節でもあるので、そうするとむくんでしまって体内水分の巡りがわるくなったりします。

熱中症などの夏バテが心配な季節でもあるほか、逆に常にエアコンが効いた室内もバランスを崩します。いわゆる冷房症ですね😄💦

夏は、やはりある程度は夏らしく適度に汗をかきながら、必要な水分と塩分を補い、熱バランスを整える食材で体を整えていくといいですね。

 
夏の身体は、だいたいこんなイメージですね😊

さて、そんな夏の体に合う薬膳とは、どんな食べ物でしょうか?


やはりまずは、暑さで熱くなった体を冷ましたいですね😊
オススメは、「ゴーヤ」、「冬瓜」、「キュウリ」、「レタス」、「スイカ」などの夏野菜を摂って、利尿の作用を取り入れます。
これは、暑いなりに水分摂取量が増えますので、尿として出しやすくするためです。
最近はあちこち冷房が効いてますので、普段より多く摂取した水分を発汗だけで体外排出するのはムリがありますからね😊💦
むくむ季節は、やはり利尿作用のある食材は積極的に摂りたいですね。

また、大きな方の便通を良くする「海藻類」もたくさん食べましょう。
水分や食べ物が、身体をスムーズに通り抜けてくれるのはとても大切ですし。


あと、夏バテや夏バテ対策には、消化がよく免疫力を高める「カボチャ」や「シソ」がおすすめです。

また汗をかくと虚血という状態になりがちなので、「ホウレン草」や「パプリカ」、「レバー」などでエネルギーを補給して、虚血を防ぎましょう😊

そして、ちょっと頑張りすぎて気持ちに元気が足りないと思ったら、「トマト」や「ユリ根」、「ジャスミン茶」がオススメですよ😊
身心のバランスが、程よい感じで前に進みます。  
夏は気持ちが先にいきやすいですが、季節の身体なりに、季節の心なりに、調和して暮らすのが一番です😉
旬の夏野菜を美味しく味わいながら、暑い夏をマイペースで楽しみましょう😊☀️

夏のお話はこんな感じですね、続いて、秋のお話に🍂

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